かみつれの闘病・育児ブログ

待望の第一子妊娠!と思ったら、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)になっちゃった!そんな私の闘病や育児の記録。同じ病気の方の参考になれば幸いです。

ネントレに挫折しました

出産前に一番恐れていたのは育児で寝不足になってイライラしてしまうことで、その対策としてなるべく早くネントレを始めようと考えていました。

ジーナ式はタイムスケジュールがきっちり決まっているので、はじめての育児で何をどうしていいかわからない私にとっては、その通り進めるだけでいいならわかりやすくて良いのでは?!と思い、こちらの本を参考に出産後3週目からジーナ式を始めてみました。

   

 

やり始めてわかったのは、タイムスケジュールが想像以上に過密で読むのと実行するのとは大違い。全然スケジュール通りに進まないということでした。

時間通りに寝かせるのが大変なのはもちろんのこと、うちの子は一度寝るとなかなか起きず、スケジュール通りの時間に起こすことができずに15分、20分と時間が過ぎてしまうことも多々ありました。

 

毎日ジーナ式の本を見ながら、何分後にこれをやらなきゃ…と思っても、思い通りに行かず焦って時計を気にしながら赤ちゃんのお世話をして、とやっているうちに、私の育児は合っているんだろうか?このまま育てて大丈夫なんだろうか?と不安が大きくなってきて、授乳しながら1人で泣いてしまうことが増えてしまいました。

ジーナ式に取り組むことで育児が楽しいものではなく、不安と焦りを感じてしまうものになっていると気付き、結局5日でやめてしまいました。

 

今は、簡易版ジーナ式と思われる『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』をゆるく意識しながら赤ちゃんのペースで1日を過ごしています。

タイムスケジュールを気にする必要がなくなって、私も育児中の不安感がだいぶ軽減されました。もう授乳しながら泣くこともなくなりました。

  

 

ジーナ式を5日だけでも取り組んでよかったなと思うのが、ジーナ式をやめた後でも「そろそろお昼寝を切り上げる時間だな」といったことが自然とわかるようになり、赤ちゃんも大体予想通りの時間に寝起きするので、右も左も分からない新生児期に赤ちゃんの1日の生活リズムを知る上でもジーナ式をやってみた価値はあったんじゃないかと思います。

 

子育てが始まってつくづく実感したのが、子育てに正解はないということです。

私のやり方は正しいのかな?とか、こんな生活習慣にしたら後から困らないかな?とか、悩むことはたくさんあって、毎日不安を感じています。

でも、ほかの人がやってうまく行っているからと言って、それが私たち親子にも合っているとは限らないんだな、というのもわかったので、今自分たちにとって一番過ごしやすいやり方で育児をしていくしかないんですね。

不安や悩みの種は尽きませんが、自分にとって楽しい育児が一番と自分に言い聞かせてやっていきたいと思います。

また、もしできそうだったら、もう少し月齢が上がってから再度ジーナ式に挑戦してみてもいいかなと思っています。