かみつれの闘病・育児ブログ

待望の第一子妊娠!と思ったら、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)になっちゃった!そんな私の闘病や育児の記録。同じ病気の方の参考になれば幸いです。

特発性血小板減少性紫斑病でも授乳はできる?

妊娠中にITPと診断されてから、ずっと気にしているのは「無事に出産できるのか」と「出産後授乳はできるのか」という2点です。

 

現在、私はプレドニゾロンによる治療を継続していて、血小板の数値は20万代と安定しています。このくらいの数値であれば、自然分娩での不測の出血による命の危険もないので、自然分娩でも問題ないだろうと言われており、帝王切開は回避できそうな見込みです。

病気や年齢のこともあり、もしかしたら出産はこの一回きりになるかもしれないな、と思っていたので、母子ともに危険がなければ自然分娩を経験してみたいなと希望していた私にとっては、うれしいことでした。

 

ただ、「出産後授乳はできるのか」というのは、結構難しいそうで今でも主治医の先生と調整を進めているところです。

現在、治療で使用しているプレドニゾロンは赤ちゃんへの副作用の影響が少なく、妊婦でも比較的安心して使用できる薬ということですが、やはり母体が薬を服用している限り母乳にもその成分が含まれてしまうそうです。

母乳を介してプレドニゾロンの成分が赤ちゃんに投与されてしまうと、赤ちゃん自身も血小板の数値が下がるなど影響が出るため、母乳哺育をするには母親に投与されるプレドニゾロンの用量をかなり下げなければいけないそうです。

現在、私はプレドニゾロンを一日10mg服用していますが、安全に母乳哺育ができるかはまだ微妙なところで、連休明けの定期診察で主治医の先生と再度話し合う必要がありそうです。

 

母乳とミルク、それぞれメリット・デメリットがあると聞いているので、私は混合哺育を希望したいと思っています。

母乳のメリットとして抗体が付きやすいという点が挙げられますが、助産師さんに聞いたところお母さんが抱っこすることで皮膚を介して抗体をつけることも可能なので、ミルク哺育だと体が極端に弱くなるという心配はないそうです。

また、これは我が家の話ですが両家の母親に聞いたところ、私も夫もミルク哺育で育ったらしく、「ミルクでも子供は大きくなるわよ!」と言われました。

上記の助産師さんや母親の話を聞いて、私の中の不安要素はだいぶ減ったように感じています。まずは、安全に出産することを最優先に考えて、大丈夫そうだったら初乳だけでもあげられたらいいなと思っています。

 

ミルク哺育の準備のために、こちらのセットを購入しました。アカチャンホンポより、Amazonの方が若干安くて、可愛い箱もついていたのでラッキーでした。