リープ!リープ!
6月末から7月の頭にかけて、息子が日中ずっと寝ないでぐずっている期間がありました。
後から調べたら、赤ちゃんにはメンタルリープというものが定期的にやってきて、この期間は知能が急激に成長してそのせいで赤ちゃんが不快に感じてぐずりやすくなるそう。
来週2回目のリープが来る予定なので、今から不安…
1回目も手をつけられないほどギャン泣きしたわけじゃないけど、日中ずっと抱っこしてなくちゃいけなくて大変だったので、2回目はどうなるんだろう。
息子が生後2ヶ月を迎えて、首がだいぶ座ってきて抱っこしやすくなったり、1人で置いといても少しの間だったらご機嫌でいてくれたり、いろんなことが成長して過ごしやすくなった反面、私の疲れが溜まってきているのか身体が怠くて寝ても寝てもずっと眠くて1日1日を乗り切るのがやっとという感じです。最近は夫が21時くらいに帰ってきたらすぐに寝て、なんとか睡眠時間を稼いでます。
ワンオペ育児が始まってから産後うつというほどではないけどずっと不安感が付きまとっていて、息子といる毎日がこの先永遠に続くのかと思うと、子育てというとんでもないことに手を出してしまったんだという気持ちが湧いてきて途方に暮れてしまってます。
実際には子供が成長したら私の手元なんてすぐに離れていってしまうんだろうけど、今は永遠に感じられて、この長い道のりをどうやって乗り越えていけばいいのかわからない気持ちになります。
今からこんなんで、1歳、2歳と子供の自我が芽生えてきた時にやっていけるのかしら。
この先の長い道のりを思って途方に暮れている2ヶ月目です。
ネントレに挫折しました
出産前に一番恐れていたのは育児で寝不足になってイライラしてしまうことで、その対策としてなるべく早くネントレを始めようと考えていました。
ジーナ式はタイムスケジュールがきっちり決まっているので、はじめての育児で何をどうしていいかわからない私にとっては、その通り進めるだけでいいならわかりやすくて良いのでは?!と思い、こちらの本を参考に出産後3週目からジーナ式を始めてみました。
やり始めてわかったのは、タイムスケジュールが想像以上に過密で読むのと実行するのとは大違い。全然スケジュール通りに進まないということでした。
時間通りに寝かせるのが大変なのはもちろんのこと、うちの子は一度寝るとなかなか起きず、スケジュール通りの時間に起こすことができずに15分、20分と時間が過ぎてしまうことも多々ありました。
毎日ジーナ式の本を見ながら、何分後にこれをやらなきゃ…と思っても、思い通りに行かず焦って時計を気にしながら赤ちゃんのお世話をして、とやっているうちに、私の育児は合っているんだろうか?このまま育てて大丈夫なんだろうか?と不安が大きくなってきて、授乳しながら1人で泣いてしまうことが増えてしまいました。
ジーナ式に取り組むことで育児が楽しいものではなく、不安と焦りを感じてしまうものになっていると気付き、結局5日でやめてしまいました。
今は、簡易版ジーナ式と思われる『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』をゆるく意識しながら赤ちゃんのペースで1日を過ごしています。
タイムスケジュールを気にする必要がなくなって、私も育児中の不安感がだいぶ軽減されました。もう授乳しながら泣くこともなくなりました。
ジーナ式を5日だけでも取り組んでよかったなと思うのが、ジーナ式をやめた後でも「そろそろお昼寝を切り上げる時間だな」といったことが自然とわかるようになり、赤ちゃんも大体予想通りの時間に寝起きするので、右も左も分からない新生児期に赤ちゃんの1日の生活リズムを知る上でもジーナ式をやってみた価値はあったんじゃないかと思います。
子育てが始まってつくづく実感したのが、子育てに正解はないということです。
私のやり方は正しいのかな?とか、こんな生活習慣にしたら後から困らないかな?とか、悩むことはたくさんあって、毎日不安を感じています。
でも、ほかの人がやってうまく行っているからと言って、それが私たち親子にも合っているとは限らないんだな、というのもわかったので、今自分たちにとって一番過ごしやすいやり方で育児をしていくしかないんですね。
不安や悩みの種は尽きませんが、自分にとって楽しい育児が一番と自分に言い聞かせてやっていきたいと思います。
また、もしできそうだったら、もう少し月齢が上がってから再度ジーナ式に挑戦してみてもいいかなと思っています。
ワンオペの心強い味方 コニーの抱っこひも
出産して早いものでもう1ヶ月が経ちました。
当初は出産後、実家の母に手伝いに来てもらう予定でしたが、コロナウイルスの影響で東京に来ることができず、急遽夫に育休を2週間取ってもらいました。
2人とも初めての育児でどうなることかと思いましたが、赤ちゃんの気質もあり、何とかここまでやってこれました。
私は今まで、赤ちゃんのお世話をしたり、間近で生活したりしたことがないので比べる対象がいないのですが、どうもうちの赤ちゃんは静かであまり泣かないタイプのようです。
もちろん、お腹が空いた時には泣きますが授乳が終わるとすぐご機嫌になるし、抱っこして欲しくて泣く時も抱き上げるとすぐ収まるので泣いている時間が少ないです。
お腹の中にいる時から、私の病気に負けず元気に育ってくれていたので親孝行な赤ちゃんだと家族で喜んでいましたが、産まれてからも頼りない母のために親孝行してくれているのかなと思います。
今は夫の育休も終わってワンオペ状態ですが、そんな中ですごく助けられているのがコニーの抱っこひもです。
授乳も終わってお腹いっぱいのはずなのに元気が有り余っているのか寝る気配がない時、抱っこひもでゆらゆらすると30分程でぐっすり寝てくれるのでつい頼ってしまいます。
抱っこで寝かしつける癖がつくと体重が重くなってからも同じように寝かしつけなきゃいけないから大変だとは聞いているのですが、ホワイトノイズを聞かせるとか、背中をトントンするとか他の方法ではまったく寝ついてくれず、今はもう諦めてコニーの抱っこひもを使ってしまっています。
お陰で膝と肩が筋肉痛ですが、夜中の授乳の後30分で寝かしつけが終わる誘惑には勝てません。
私が赤ちゃんの頃、ベッドで全然寝れない子だったそうで、抱っこしていれば寝るけどベッドに置いた瞬間目が覚めて泣き出す、典型的な背中スイッチ人間だったそうで、今でも母親に「あんたは寝ない子で本当に大変だった」と言われるのですが、その頃にコニー抱っこひもがあれば私の母もそんなに苦労しなくて済んだのかな、と抱っこひもでゆらゆらする度に考えてしまいます。
出産備忘録
5月某日、子供が産まれました。
出産予定日より2週間早い出産でした。
もしかしたら、もう二度と経験できないかもしれないので、産まれるまでの経過を備忘録として残します。
1:35頃
眠れずにベッドでYouTubeを見ていたら突然破水。トイレに行ってからベッドに戻って様子を見るも、破水が止まらず病院に連絡。
幸運なことに、夫が翌日仕事が休みでまだ起きていたので2人で準備して夫の運転で病院へ。普段は混んでいる道も夜中なのでスイスイ。陣痛もないので、私は夜のドライブを楽しみました。
2時過ぎ
病院到着。先生に確認してもらい、破水で間違い無いということでそのまま入院へ。コロナの影響で家族は病棟に入らないので、夫はそのまま帰宅。
3:00
夜中で病室が空いていないこともあり、分娩室に案内されNSTをつける。
この頃から陣痛らしき痛みが時々出てくる。
4:30
NSTも問題なく、後は本格的な陣痛が来るのを待つのみとなった。助産師さんが「寝ていいですよ」と言ってくれるけど、分娩室のシートは硬いし、隣の部屋から赤ちゃんの泣き声やら出産中の患者さんの叫び声が聞こえてきてまったく眠れず…一応6時頃までうとうとする。
7時頃
先生から陣痛促進剤を使用する旨、説明を受ける。先に破水してしまったけど、子宮口がまだ開いていないので陣痛促進剤を投与していくそう。
また、場合によっては帝王切開になることも説明を受ける。
8:00
朝食。3ヶ月ぶりの病院食。この病院の朝食に出てくるパンが好きなのでテンションが上がる。帝王切開の可能性もあるのでこの食事を最後に絶飲食となる。
家族にLINEしたりしながら、助産師さんの説明を受ける。現在、立ち会い出産ができないので、助産師さんが付きっきりでいてくれるそうで、アロマを炊いてもらったりCDかけてくれたり、至れり尽くせり。
11時頃
陣痛が徐々に強くなり、本格的に陣痛が始まる。寝ていないせいもあるのか、陣痛が治まっている時はいろんな断片的な映像が頭に勝手に浮かんできて、陣痛が始まると痛みで何も考えられず、ただ「あーーー!」と叫んでひたすら息を吐くことに徹するしかできないカオスな時間。
以前、りゅうちぇるの奥さんのぺこちゃんが出産に20時間かかったとテレビで言ってたのを思い出して、私もこれを20時間も続けるの…?と絶望的な気持ちになる。
先生が来て帝王切開になった時の説明とかしてくれたけど、ほとんど覚えてない。
15:25
ベビー誕生。
ぬるっと出てきて、元気に泣いてくれた。はじめて抱っこした時は「10ヶ月間、私が病気の時もずっと元気に励ましてくれてたのはこの子だったんだな」と思ってちょっと泣いた。
会陰切開したので縫合してもらうが、縫ってるところは痛いは足が疲れて震えるわでかなりしんどい。陣痛は赤ちゃんのためと思って痛みに耐えられたけど、すでに出産を終えた今頑張るよすががなくて、痛みに耐えるのが苦痛。なんなら陣痛よりつらい気がした。
回りでは助産師さん達が赤ちゃんの体調確認しながらいろいろ教えてくれるんだけど、縫合の痛みがしんどくて頭に入ってこない。
ようやく縫合が終わって、はじめての母乳をあげてようやくひと段落。母子ともに異常なく、分娩は無事終了。
その後、赤ちゃんが黄疸疑いで入院が少し延びたりしたけれど、今はようやく退院して家に帰ってきました。
出産を経験して思ったこと
- 今回自然分娩で産んだけど、出産の痛みは思ったほどではなかった。でも、陣痛の痛みが長時間寄せては返すのが本当に辛かった。私は陣痛促進剤のおかげで4時間半のスピード出産だったけど、初産の場合は10時間くらいかかるのが普通らしいので、あの痛みに10時間も耐えるのは私には無理…
- 痛みで言えば、出産後の痛みもかなりつらい。私はとにかくお尻が痛くて、鎮痛剤なしでは座ることも寝ることもままならないくらい痛かった。出産5日後に抜糸してもらって少しマシになった。
- 母親がITPの場合、胎盤を通して赤ちゃんにも母親の抗体が入り同じ病気になる可能性がある。(異好抗体というらしい)赤ちゃんも一時的にITPになるが、出産後母親とのつながりがなくなると自然に抗体も減少し治るそう。私の赤ちゃんも生後3日目に血小板が減少し、ITPかも?と疑われたが、その後自然に回復してITPではなかった。
- 私はもともと子供好きな方ではなくて、正直産まれるまで自分が子供をちゃんと愛情を持って育てることができるのか心配していた。だけど、実際産まれてみたら可愛くて可愛くて、この子は私が守らなきゃ!と自然に思えたので、案ずるがより産むが易しとはまさにこのことかなと思った。
PCR検査を受けました
先日、定期検診のため病院に行ってきました。
私が通っている大学病院では入院予定のある患者全員にPCR検査を受けてもらっているそうで、私もPCR検査を受けることになりました。
インフルエンザの検査等で同様の検査を受けたことがある方も多いかと思いますが、PCR検査では専用の綿棒みたいなものを鼻の奥に入れて粘液を採取し検査するのですが、それが痛いのなんのって…
4月頃に楽天でPCR検査キットを企業向けに販売するなんていうニュースもありましたが、こんな痛い検査を非医療従事者がやるなんて考えただけで怖いなと思いました。
そういえば、その後どうなったんだろう?と思って検索してみたら、案の定、販売見合わせになっていましたね…
health.incubation.rakuten.co.jp
PCR検査は入院するまで毎回受けなければならないそうで、来週の検診時にもまた受けなければいけないのがちょっと憂鬱です…
NSTでは、赤ちゃんの心拍は正常だけど、まだ子宮収縮がまったく起こっていなくて、「生まれてくる気配がまったくない」と言われました。
早く赤ちゃんに会いたい気持ちと、一人でのんびりできる時間をもうちょっと楽しみたい気持ちがせめぎあっています。笑
出産予定日まで後2週間。やり残したことがないように過ごしたいなと思います。
【手作りモンテッソーリ教具】ムナリモビール
下記サイト「オウチーク」で、型紙や作り方が紹介されていましたので、基本はその通りに、材料が足りないものは自己流でアレンジしました。
材料
- 型紙
- 厚紙(段ボールと箱ティッシュの空き箱で代用しました)
- 棒(竹ひごを使用しました)
- 糸(100均のワックスコードを使用しました)
- 透明な玉(ライブでもらった銀テープで代用しました)
- モビールを吊るすもの(私は下記の商品を使用しました。使いやすくてよかったです!)
使用する道具
- はさみ
- のり
- カッター
- 鉛筆
作り方はオウチークで紹介されている通りにしました。
自己流アレンジした点は、以下の通りです。
- 厚紙の代わりに段ボールを使用したことで横から見ると断面が目立ってしまうので、型紙を張る前にマスキングテープで断面を隠しました。
- 竹ひごはホームセンターで購入したものを使用しました。切りたいところに印をつけて、カッターの刃を当てながらくるくる回し、ある程度切込みが入ったら手で折りました。色付けは面倒だったので、濃い色のマスキングテープを貼るだけにしました。
- 透明な玉を用意する時間がなくて、「キラキラしてれば何でもいいんだよね?!」と思いB'zのライブでもらった銀テープを使用。さすがにアレンジしすぎたかもしれないと後から反省…
- 厚紙の代わりに段ボールを使ったオーナメントと箱ティッシュを使ったオーナメントがあり、また透明な玉の代わりに銀テープを使ったので重さのバランスが取れず、オーナメントの配置を変更しました。
そんなこんなで完成品はこのようになりました。
使用した糸が太すぎて見栄えが悪くなってしまいました。縫い糸でもいいからもっと細い糸を使えばよかった、と後悔しましたが、3ヵ月程度しか使わないんだしまぁいっかと思ってこのまま使うことにしました。
ずぼらな母でごめんね…笑
傷病手当金と障害厚生年金について
社会保険に加入していて病気やケガで働けなくなった場合、傷病手当金を受け取ることができます。
また、厚生年金に加入している間に病気やケガで働けなくなった場合、障害厚生年金を受け取ることができます。
私は特発性血小板減少性紫斑病(ITP)になり、産休に入るまでの間休職することとなったため、傷病手当金を申請することになりました。その際に、傷病手当金と障害厚生年金の違いや申請方法について調べた内容を今回の記事でご紹介したいと思います。
傷病手当金について
受給対象となる人
傷病手当金の受給対象となるのは、社会保険に加入していて病気やケガで働けなくなったすべての人です。病気やケガの種類は問われません。
ただし、待期期間というのがあり、連続して3日以上療養のため仕事を休み(待期期間)、4日目以降の休職した期間に対して手当が支給されます。
申請方法
私の場合は会社から「傷病手当金の受給対象に該当するので申請書を記載してください」と連絡がありました。申請書は本人が記載する欄のほかに、事業主と療養が必要と判断した医師が記載する欄があります。本人と医師の記載欄を埋めて事業主に送り返すと、その後の手続きを行ってくれました。
注意点
傷病手当金が支給される期間は、支給開始日から1年6ヶ月までです。途中で仕事に復帰し、また休職した場合、途中で仕事に復帰した期間も1年6ヶ月に含まれます。
また、傷病手当金の支給から1年6ヶ月が経っていない場合でも、同じ病気やケガで障害厚生年金を受給し始めると傷病手当金を受け取ることができなくなります。ただし、障害厚生年金の支給額が傷病手当金の支給額より少ない場合は、その差額を受給できます。
障害厚生年金について
受給対象となる人
障害厚生年金の受給対象となるのは、厚生年金に加入していて特定の疾患で働けなくなった人で、初診日から1年6ヶ月経った後も障害の状態にある人です。疾患の種類については、日本年金機構の以下のページで確認することができます。
ITPも『第14節 血液・造血器疾患による障害』に含まれています。
上記に含まれている疾患かつ障害の程度が3級以上(仕事ができない、若しくは就労に制限がある状態)の人が受給対象となります。なお、障害の程度については医師が判断します。
申請方法
申請書は年金事務所にあります。そのほか、必要な書類は以下のページで紹介されています。
注意点
以下の内容は年金事務所で面談してくださった社会保険労務士さんから伺った話です。
障害厚生年金は初診日から1年6ヶ月以降でないと申請できません。申請時には医師の診断書が必要となるので、もし途中で引っ越したり、病院が電子カルテを使用していない等過去のデータを参照できない可能性がある場合は、今のうちに診断書だけもらっておいた方が良いです。
また、以下は私が問い合わせをする際に思ったことです。
日本年金機構には電話で年金について問い合わせができるコールセンター(ねんきんダイヤル)がありますが、全然つながりません。私は一週間毎日時間帯を変えて複数回かけましたが一度もつながりませんでした。
多少手間はかかりますが、年金事務所の窓口で相談した方が話が早いし、詳しい資料等ももらえます。私は初診日からまだ1年も経っていませんが、もうすぐ出産ということもあり、何度も年金事務所に行かなくていいように申請書等も一式もらえました。
年金事務所窓口での相談も事前予約していくと待ち時間ゼロで案内してもらえるので便利です。
ねんきんダイヤル及び予約受付専用電話の番号は以下のページで確認できます。
おわりに
「傷病手当金と障害厚生年金って何?何が違うの??」というところから始まり、ITP発症から1年6ヶ月経っていない私は、とりあえず傷病手当金を申請すればいいんだな、ということを理解するまで結構時間を要してしまいました。
もし、これが出産後だったら育児に追われて、調べる暇もなく訳が分からなくなっていたかも…と思うとぞっとします。年金や社会保障制度って本当難しいし、当事者にならないとなかなかわからないことも多いですね。
現在、主治医からは「出産後はITPは無治療でも問題ないくらい改善するかも」と言われているので、もしかしたら障害厚生年金は受給対象外になるかもしれせませんが、この機会に年金事務所で障害厚生年金について詳しく説明が聞けたのもいい勉強になりました。